理事長挨拶 新井郁男

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 当財団法人教育調査研究所は、昭和45年10月、東京大学教授細谷俊夫を設立代表者に、原田種雄・村井実・東 洋・北島義俊・小坂佐久馬の6名の設立発起人によって、文部省学術国際局管下の学術研究法人として設立されました。
 研究所は、当所は教育出版株式会社の付属機関でありましたが、戦後日本の教育の再出発にともない、緊要な教育課題への対応、特に学校現場の実践的な活動については、適切かつ的確な調査の成果が求められていました。そこで、研究所の活動を、長期的広域的な展望の下に、調査研究の拡充向上をはかるため、昭和47年に財団法人教育調査研究所として一歩を踏み出しました。発足にあたり、理事長には細谷俊夫が就任し、顧問として、小林行雄、朝永振一郎、波多野完治、平塚益徳を迎えました。
 平成24年から、当研究所は、内閣府管下学術研究法人、一般財団法人となりましたが、引き続き、教育の学術的な調査研究を行い、その研究成果を基に、月刊機関誌『教育展望』、毎年8月に東京で開催する「教育展望セミナー」、北は北海道、南は沖縄までの各地で開催しているセミナーなどを通じて活動しており、日本の教育研究者、教育現場、教育研究機関をはじめ多くの関係者に注目され、高い評価を得ております。

 私は平成22年から第2代目理事長・奥田眞丈先生の後任として務めております。教育、特に実践に役立つ調査研究に励む所存です。今後とも、ご指導ご支援をたまわりますことを心からお願い申し上げます。

研究所の活動は松原紀男常務理事を中心として事務局が携わっております。研究所の活動について、ご意見・ご要望などがございましたら、忌憚なくお寄せいただければ幸いです。

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